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「地球の淡水の約90%は、南極の氷の中に眠っています。温暖化によって氷河が溶け、より脆弱になっています。もし氷河が崩壊すれば、沿岸の多くの都市が水没してしまいます」
アザラシやペンギンなど南極の動物たちは、生活環境が損なわれ採餌が困難になるなど、繁殖の危機に陥っています。彼らにとってはまさに終末的な状況です。
南極は気候変動の影響を非常に受けやすい場所ですが、こうした影響は一朝一夕に起こるものではありません。南極の平均気温は過去半世紀で3℃近く上昇し、西海岸の氷河の87%近くが後退してしまいました。後退は、さらに加速する兆しがあります。
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